

FortniteのVerseの基本について知りたいです!

初心者向けにわかりやすく解説してほしいですね!
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容この記事を書いている僕は、金融系専門卒の投資家兼ブロガーです。実際にUEFNを使っており、現在進行形で学んでいます。
この記事では、FortniteのVerseの基本を初心者向けに解説します。
Verseとは、Fortniteのプログラミング言語であり、ゲーム内のオブジェクトやアクションを制御するために使用されます。
初めてVerseに触れる方でも理解しやすいよう、基本的な構文やキーワード、変数などの要素について丁寧に説明します。

もくじ
Verseコードに含まれる内容

UEFN(Unreal Editor For Fortnite)のVerseコードで含まれる内容は、以下のとおりです。
1つずつ解説していきますね。
①:式(表現式)
式(表現式)とは、結果を生成する最小単位のコードです。
たとえば、1+2はプログラムの実行時に「3」を出力する式ですね。
具体的には、以下のとおり。
Print("{1 + 2}")
このコードは、1+2の結果を計算し、その結果を画面に表示しています。

②:値
値とは、演算のためにプログラムが使用する情報のことです。
数値やテキスト、真偽値、オブジェクトなどがありますね。
値の例- 数値
- 1、2、3、4、5
- テキスト
- "Hello, world!"、"This is a sentence."
- 真偽値
- True と False
- オブジェクト
- { "name": "John Doe", "age": 30 }
「こんなのあるんだなぁ」程度の認識でOKです。

③:結果
プログラミングの結果とは、プログラムが実行されたときに得られる出力です。
プログラムの結果は、画面に表示されるテキスト、ファイルに書き込まれるデータ、またはその他の形式で得られる場合があります。
たとえば、次のプログラムは、画面に「Hello, world!」というテキストを出力します。
Print("Hello, world!")

このプログラムの結果は、画面に「Hello, world!」というテキストが表示されることですね!
④:評価
評価とは、値式を実行して値を生成することを指します。
※値式とは、値を計算するために使用される式です。
たとえば、1 + 2は値式であり、その値は3です。
上記で例えるなら、「1+2」を実行して、「3」を生成することを評価といいます。

⑤:演算子
演算子とは、プログラミングで値を計算するために使用される記号です。
値式を評価するために使用されていますね。
たとえば、+演算子は足し算を意味し、-演算子は引き算を意味します。
1+2=3という式では、演算子は「+」ですね。

⑥:式の各要素
式の各要素は、プログラムの中で評価され、結果を生成する最小単位のコードです。
式は、演算子と値の組み合わせで構成されますね。
以下は if .. else と呼ばれる式の使用方法です。
score = 85
if score >= 70:
print("合格です!")
else:
print("不合格です。もう少し頑張りましょう。")
この例では、テストの点数が70以上ならば「合格です!」と出力され、そうでなければ「不合格です。もう少し頑張りましょう。」と出力されます。
if .. else は、条件を判定して、その結果によって異なる処理を行う式です。


if 文の条件式が真であれば、if ブロック内の処理が実行され、条件式が偽であれば、else ブロック内の処理が実行されるわけですね!
⑦:キーワード
キーワードは、プログラミング言語に組み込まれた特定の単語であり、それぞれが特定のアクションや処理に関連しています。
プログラムの意図を明確にし、コードの記述を容易にする役割を果たします。
例えば、Verse言語では「if」というキーワードがあります。
このキーワードは条件分岐を表し、特定の条件(テストの点数が70以上)が満たされた場合に実行されるコードブロックを指定します。
また、「else」というキーワードは、条件が満たされなかった場合に実行される代替のコードブロックを指定します。
キーワードには、プログラムが行うべき処理に関する重要な情報が含まれており、それらを使用することでプログラムの意図が明確になります。
今は「if」っていうキーワードがあるんだなぁ程度の認識でOKです。

⑧:演算
演算は、データに対して行われるアクションや処理のことです。
プログラミングでは、演算を行うために特定の記号やシンボルで表される演算子を使用します。
演算子の例演算子 | 動作 |
加算(+) | 足し算 |
減算(-) | 引き算 |
乗算(*) | 掛け算 |
除算(/) | 割り算 |
等値(=) | 同じ値であるかどうか |
クエリ(?) | 値の特定の型が True であるかどうか |
ちなみに、演算子によって操作されるデータは、被演算子と呼ばれます。

⑨:型と値
型とは、プログラムにおいてデータの種類を表すものです。
データは文字列、数値、真偽値など、さまざまな種類があります。
型と値の例型 | 動作 | 値 |
logic | True(真)または False(偽)のいずれか | True / False |
int | 整数 | 整数値 |
float | 小数 | 小数点を含む数値 |
string | テキスト(文字列) | 文字列、数字、句読点、スペース、絵文字 |
文字や数字だけでなく、絵文字を記すことも可能です。
以下のとおり。
Print("🐸🐬🐣 = {"🐸🐬🐣"}")
要するに、型とはデータの種類を示し、それに基づいてプログラムがデータを操作する方法や処理を決定するためのものです。

⑩:リテラル
リテラルとは、Verseプログラミング言語において、変化しない値を指します。
つまり、値が固定されていて変更されることがないことが分かっている場合に使用されますね。
例えば、ロジック(真偽値)の場合、値は常に true(真)または false(偽)となります。
また、数値や文字列もリテラルとして使用することが可能。
数値の場合、特定の数値がそのままの形でリテラルとして表されます。
例えば、整数の5や浮動小数点数の3.14などです。
文字列の場合は、引用符で囲まれた文字の連続です。
例えば、"Hello, World!"という文字列はリテラルとして使われます。
要するに、リテラルとは変わることのない値のことを指します。

まとめ

今回は、VIERA言語の基本について解説しました。
今回のまとめ- コードを実行すると、コード内の式が評価されます。
- 評価により結果が生成されます。
- キーワードは、Verse言語において特定のアクションが関連付けられた特殊な単語です。
- 値は、プログラムが処理を行うために使用する情報です。
- 型は、プログラムが値を使って実行できる演算の種類を表します。
- リテラルは、変化しない値のことです。
また、今回の演習で扱ったコードは以下のとおりです。
完全なスクリプトusing { /Fortnite.com/Devices }
using { /Verse.org/Simulation }
hello_world_device := class(creative_device):
# 実行中のゲームで仕掛けが開始した時に実行します
OnBegin<override>()<suspends> : void =
Print("5 + -2 = {5 + -2}")
Print("15.0 / 7.0 = {15.0 / 7.0}")
Print("I + Love + Verse = {"I" + "Love" + "Verse"}")
Print("🐈💗🐟 = {"🐈💗🐟"}")
データを格納して使用する方法について解説していきます。
一緒に学んでいきましょう。😌
>> 【初心者向け】UEFNのVerseでデータを格納して使用する方法
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【初心者向け】UEFNのVerseでデータを格納して使用する方法
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※参考文献:Epic Games